映画『キングスマン』感想
言わずと知れた?大ヒット映画キングスマンです。
僕は何度も観てしまうほどにハマってしまって、英国紳士かっこよすぎ…なんて憧れも抱きながら観ています。
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あらすじ
イギリスにある紳士服専門店の裏の顔はスパイ機関のキングスマン。
主人公エグジーの父親はキングスマンの訓練で同僚ハリー達を守るために亡くなってしまった。
十数年後にハリーはエグジーの誠実さをキングスマンとして見込み、厳しい試練に送り込む。
そんな中、天才ヴァレンタインは人類を減らすための計画を企て、全世界の人を凶暴化させてしまう。
ハリーとエグジー、教官のマーリン、試験の同僚のロキシーはヴァレンタインの計画を止めようと闘いに挑むが…。
礼節が人をつくる
エグジーがパブで不良達に絡まれているときにハリーが闘うシーンで登場するキングスマンの代表的な言葉です。父親を早くに失い、母親のみで育ったエグジーは人の車を盗んで暴走したりして、少し悪い青年に育ってしまいました。
そんなエグジーにも誠実さを見出し、ハリーがキングスマンへと育てていくところが見どころの一つです。
"スーツは紳士の鎧 キングスマンは現代の騎士だ"
ハリーがエグジーにキングスマンとはなんたるかを教えているシーンです。
スパイである前に立派な英国紳士である彼らは常にスーツで闘う上に、どんなに強力な武器もスーツに馴染むものばかりを取り揃えています。もう騎士というか、完全にスパイそのものなんですが、そんなことは関係なく戦闘シーンもめちゃくちゃかっこいいんです。
人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になる。
エグジーは試練に来ている他の候補性がエリートなのに対し、自分だけが一般庶民なことを気にしていました。そんなときにハリーがかけたセリフがこちらでした。
まずは礼儀を学ぶんだ 次にマティーニの作り方
英国紳士になるには、マティーニの作り方も勉強しなければならないんですね。勉強しようかなほんまに。
音楽がポップ過ぎてめっちゃいい!
ここは特に引用ではないのですが、映画全体を通して、音楽のセンスが本当に斬新でした。こういく組み合わせもあったのかと気付かされるほどに。
まずは、残酷で激しい戦闘シーンやグロテスクなシーンであっても音楽がとにかく明るいことが多いです。やっぱ英国紳士なんで戦闘もへっちゃら感を出しているのでしょうか。
特に印象に残ったのが教会でのハリーの戦闘シーンで流れたこちら。
1対100ぐらい?の戦闘でみんなが殺し合うシーンなのですが、この音楽が流れるせいで、現実よりもとっっってもポップに見えてしまうのです。
花火のシーンもイギリスの威風堂々(行進曲)が流れて、本当は目をそむけたいぐらいのシーンでありながら、不思議と見れてしまう効果があります。
主題歌はシーンとか関係なく普通に好きです。笑
まとめ
ド派手な戦闘アクション、ポップな音楽、英国紳士の素敵な流儀を混ぜ込んだスパイアクション映画がキングスマンなのです。
ストーリーは典型的ながらも、絶対に楽しんで観てもらえる自信がある作品です。まだご覧になっていない方は是非。