『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』樺澤紫苑

時間効率化を科学的に!


1日に使える時間は限られていて、睡眠や食事、運動など必要最低限のことを行った残りの時間をいかに活用するかに着目している本です。

仕事を行うにしても、時間帯ごとに向いている仕事と後の時間でもいい仕事の2つに分けることができるので、より適切な時間帯に適切な仕事を行って効率よく脳を動かすことを記載しています。

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朝の1時間は夜の4時間に匹敵する


朝の仕事って、ついダラダラしがちじゃないでしょうか?

とくに出勤した直後なんかはメールのチェックをして、返事が必要なものの対応をして…みたいな流れで何分もチェックをしてしまう日もありました。

脳のゴールデンタイムは午前中

しかし、脳が一番活性化しているのは午前中であり、いつでも行うことができるメールのチェックなどをしている場合ではありませんでした。

午前中には集中力が必要な仕事を行うこと。この鉄則を学べたのが本書を読んだ一番の気付きでした。

 

寝る前15分は記憶のゴールデンタイム


今度は寝る前のゴールデンタイムについてです。

スマホをいじってSNSのチェックなんてどうでもよいのです。

寝る前にインプットした情報は1日の中でも最も記憶に残りやすいので、試験勉強や読書などのインプットすることに集中した方がよいのです。

しかし、注意点は”寝る前2時間にやってはいけないことリスト”にある通り、スマホやパソコン、食事などは行わないことです。

 

すぐに終わる仕事とは、ずばり「2分以内で終わる仕事」のこと。


これはデビッド・アレンの「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則」に書かれている。
「この仕事、すぐに終わるかな?」よりも「この仕事、2分で終わるかな?」のほうが、「終わる」「終わらない」の決断を瞬間的に行うことができる

 

なんか自然と納得した言葉です。決断力を早めるためにもいいですね。

すぐ終わらせようと思う仕事が1時間ぐらいかかるとわかったときは、「すぐ終わる」とは言わずに「すぐに取り掛かりますが、少し時間がかかります」と言おうと思いました。

他人にとっての「すぐ」がどのくらいかはわかりませんが、一つの指標として気付きを得ました。